「建築工事全体の流れ」 S課長のつぶやき
実際の現場の写真やプランボード等の画像を随時掲載していきますので、皆様ご注目下さい。
10.プレカット
まず、「プレカット」とは、木造住宅に使用される部材の加工を専用の機械を使って加工することを言います。かつては、すべて大工さんの手作業により、材料の選定から墨付け(大工さんが加工する目印となる印)・加工までの工程を多くの日数を費やしながら行うのが当たり前の時代でした。現在では、住宅産業の急速な発展によって競争が激化し、短納期で品質の高い住宅を提供することが当たり前の時代となりました。
添付右側の木材(部材)を、上棟時に大工さんが全て組み上げていきます。発注する前には当社の工務部隊が、上棟の1ヶ月前頃から全ての部材の本数や梁の太さ等を夜遅くまで、何度も何度もチェックをし間違えが無いように対応をしております。
当社の建物の断熱材は、「アクアフォーム」という断熱材を使用しております。「アクアフォーム」とは、吹付断熱材となっており、外気に接する面の隙間を無くし高断熱を実現させる工法となっています。当社では、壁面に75mm・小屋裏に160mmの吹付を行っています。
私の私見で申し訳ないのでが、部屋の中でピアノやフルートを演奏した場合でも、外に音は、ほとんど聞こえませんでした。それくらい優れた吸音性能があるようです。